2016年
8月
24日
|
02:00
Europe/Amsterdam

「C 300 クーペ スポーツ」を追加

「C 300 クーペ スポーツ」を追加
・          専用開発の高出力と低燃費に優れた高効率直列4気筒ターボエンジンを搭載
・          モダンラグジュアリーを体現したメルセデスクーペの美しいスタイリングにより精なデザインを採用
メルセデス・ベンツ日本株式会社(社長:上野金太郎、本社: 東京都港区)は、メルセデス・ベンツCクラスクーペに「C 300 クーペ スポーツ」を追加し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じ本日より注文受付を開始します。なお、本モデルは受注生産モデルとなります。
「新型Cクラスクーペ」は、アルミニウムハイブリッドボディのAピラーより後方を2ドアクーペ用に専用設計したCクラスの全く新しいモデルです。最新のメルセデスのデザイン哲学「モダンラグジュアリー」を体現し、フラッグシップモデル「Sクラスクーペ」の流れを汲む最新のメルセデスクーペの一員として生まれ変わりました。
C 300 クーペ スポーツのエクステリアは、フロントスポイラーリップ、ドアミラー、リアスポイラーにブラックのアクセントを加えることで、美しいスタイリングに精悍でスポーティな要素を取り入れました。また、足元にはハイグロスブラックペイントを施した19インチAMGマルチスポークアルミホイールを装着することで、さらに精悍さを強調しています。
また、インテリアには本革シート、エアバランスパッケージに加え、夜間走行時のドライバーの視界をさらに確保するインテリジェントライトシステムとアダプティブハイビームアシスト プラスを標準装備することで快適性をさらに高めています。
C 300 クーペ スポーツには、最高出力245PS/180kW、最大トルク370N・mを発揮する本モデル専用開発の2.0リッター直列4気筒BlueDIRECTターボエンジンを搭載し、9速オートマティックトランスミッション「9G(ナインジー)-(-)TRONIC(トロニック)」を組み合わせました。これにより、C 300 クーペ スポーツの燃費は14.4km/Lを実現し、高出力と低燃費を両立しています。
C 300 クーペ スポーツのメーカー希望小売価格は以下の通りです。
モデル
エンジン
ステアリング
メーカー希望小売価格
(  )内は消費税抜き車両本体価格
C 300 クーペ スポーツ
2.0L、直4
直噴ターボ
6,980,000
(¥6,462,963)
*   上記のメーカー希望小売価格は、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格です。また「自動車リサイクル法」に基づく、リサイクル料金が別途必要となります。メーカー希望小売価格は参考価格です。販売店が価格は独自に定めておりますので、詳しくは各販売店にお問い合わせ下さい。
なお、「C 300 クーペ スポーツ」にも、新車購入から3年間走行距離無制限の一般保証・メンテナンスサービスと24時間ツーリングサポートを無償提供する総合保証プログラム「メルセデス・ケア」が適用されます。さらに、メルセデス・ケア終了後の有償の保証延長プログラムとして、一般保証および24時間ツーリングサポートを2年間延長する「保証プラス」と、4、5年目のメンテナンスサービスにおいて、初回車検時および4年目の点検や定期交換部品、消耗品の交換をパッケージでご提供する「メンテナンス プラス*」をご用意しています。
* 新車登録日から59ヶ月後の応当日の前日または総走行距離75,000km到達時のいずれか早い時点で終了となります。
本件に関する報道機関のお問合わせ先
:マーケティング・コミュニケーション部 製品広報課
 
03-6369-7225
本件に関するお客様のお問合わせ先
:0120-190-610(メルセデスコール)
メルセデス・ベンツ日本 ウェブサイト
:http://www.mercedes-benz.co.jp
Facebook公式ページ
:https://www.facebook.com/mercedesbenz.jp
Twitter公式アカウント
:https://twitter.com/MercedesBenz_JP
メディアサイト(登録制)
:http://www.media.mercedes-benz.jp
新型Cクラスクーペ スペシャルサイト
http://mercedes-c.jp/coupe/
メルセデス・ベンツ Cクラスクーペの特長
 
デザイン
「新型Cクラスクーペ」のボディは、メルセデスクーペの伝統的プロポーションである、流れるように美しいルーフライン、そのラインが流れ着く大胆で力強いリアエンドを踏襲しています。
フロントセクションは、ダイヤモンドグリルと先代モデルより延長されたボンネットによりスポーティな性格を強調しています。
サイドビューは、フロントセクションから低く立ち上がるAピラーと、高い位置を走るベルトラインとサッシュレスドアにより、メルセデスクーペ伝統のプロポーションを形成しながら、真っ直ぐなラインと官能的に配置された面によって、生き生きとした光と影の効果がもたらされます。特に目を引くのは、クーペ独特のリアホイールアーチの後ろまで長く伸びたドロッピングラインです。車高はクーペのスポーティなキャラクターを強調すべく、セダンより25mm低くなっており、18インチおよび19インチのホイールと組み合わせることで、地面を掴むような印象を与えます。サイドミラーは、Aピラーではなく、Mercedes-AMG GTなどのスポーツカーのようにドアに備えられています。
リアは、Sクラスクーペを彷彿とさせるデザインを採用し、力強いリアフェンダーがボディの幅を広く見せ安定感を演出しています。
なお、全体のデザインディテールには、精悍なスタイリングが特長の先代モデルで人気が高かった「AMGライン」を採用しています。
ボディサイズは、先代よりホイールベースを80mm、全長を65mm、全幅を30mm拡大しました。これにより、運転席、助手席を中心に室内空間に余裕が生まれました。
メルセデス・ベンツはエアロダイナミクスの分野をリードしており、ほぼすべてのセグメントにおいて最高水準のCd値を達成しています。新型Cクラスクーペも、ボディ細部にわたる徹底した空力最適化により、Cd値0.26(先代Cクラスクーペ:0.27)というセグメント最高水準の空力特性を実現しました。空気抵抗を抑えることで、風切り音を減少させるとともに燃費を高めます。
室内は高い質感を保ちながらも、スポーティな要素を取り入れています。センターコンソールをはじめ、ドアやリアのサイドパネルを飾る流麗な造形がクーペの性格を強調しています。ダッシュボードとシートの素材にはレザーARTICOを採用し、高級感のあるインテリアを演出しています。また、新型Cクラスクーペ専用に設計されたスポーツシートは、サポートに優れ、ダイナミックな走行においても快適な乗り心地を実現します。
シャーシ
サスペンションにはフロントに4リンク式を採用しました。4リンク式のメリットは、リンク機構とストラット式スプリングを独立させることで理想的なサスペンションの動きを実現できることにあります。キャンバー角のセッティング自由度が向上したことでコーナリング時のグリップが大幅に向上します。リアは、伝統のマルチリンクサスペンションを進化させた5本のリンクによる独立懸架式とし、卓越した直進安定性を実現しています。
走行状況に応じてダンパー内のオイル流量を変化させ、減衰力を調整するセレクティブダンピングシステムを備え、通常走行時には快適な乗り心地を提供し、ハードな走行時には最大限の減衰力を発揮します。
さらに、センターコンソールの専用コントローラーを操作するだけで5つのモードからドライバーが望むキャラクターに瞬時にセッティング可能な「ダイナミックセレクト」も標準装備しています。選んだモードに応じて、スロットルレスポンスと9G-TRONIC(C 180は7G-TRONIC PLUS)のシフトスケジュールやステアリング特性などが変化し、快適性や燃費を優先する走りから素早いレスポンスでスポーティなドライビングまで楽しむことができます。
セーフティ
安全面では、すでにCクラスセダン/ステーションワゴンにも導入されている最新鋭の技術が搭載されています。
全モデルに標準装備の「レーダーセーフティパッケージ」をはじめとする安全運転支援システムは、ドライバーの疲れを最小限に抑える快適性が安全なドライブに貢献するという思想に基づき、安全性と快適性を高次元で融合させたもので、メルセデス・ベンツではこれを「インテリジェントドライブ」と総称しています。メルセデス・ベンツの乗員のみならず、他の道路利用者をも含む包括的な保護を実現することが、その目標です。
「インテリジェントドライブ」の土台となっているのが、クルマの周囲ほぼ360°をカバーする複合的なセンサーシステムです。フロントウインドウ内側のステレオマルチパーパスカメラは、最大500mの広範囲をモニターするほか、2つのカメラで車両前方約50mの範囲を立体的に捉えます。レーダーセンサーは、フロントおよびリアバンパーに内蔵された25GHzの短距離レーダー計4個、ラジエーターグリル奥の77GHzの中・長距離レーダー1個、リアバンパー中央の25GHzマルチモードレーダー1個の合計6個が搭載されています。
これらのカメラとレーダーから得られたデータをコントロールユニットで融合させ、安全運転支援システムに対応するデータを作成します。このデータを高度なアルゴリズムで解析することにより、先行車両、横断車両、後方車両、対向車、歩行者などを検出し、その位置を特定します。これにより状況を判断して、アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動でアシストします。
また、ヘッドライトとリアコンビネーションランプの全てにLEDを使用する「LEDハイパフォーマンスヘッドライト&LEDリアコンビネーションランプ」を採用することで、夜間に精悍な表情を作り出し、良好な視認性を確保します。
ユーティリティ
安全性に加え、利便性を向上する装備として、自動操舵・ブレーキ機能により縦列駐車と車庫入れをアシストする「アクティブパーキングアシスト」を標準装備しています。トランクスペースは、通常時で400リッター(VDA方式)を確保しています。さらに、後席分割可倒式機構(40:20:40)によって、バックレストを前方に倒すことができます。
Cクラスは1982年に「190クラス」として登場以来、動力性能や快適性、安全性などあらゆる面において常にセグメントの指標とされ、世界で累計1,000万台以上販売したモデルです。2014年7月にフルモデルチェンジを行った現行のCクラスは、「アジリティ&インテリジェンス」のコンセプトに基づき、素材選びから設計、製造工程に至るまであらゆる部分にメルセデスが誇る最先端技術を投入することで、大きな進化を遂げて生まれ変わりました。「2014-2015インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」(主催:日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会)*、 「2014-2015日本自動車殿堂インポートカーオブザイヤー」(主催:特定非営利 活動法人日本自動車殿堂)、「2015年次RJCカーオブザイヤー:インポート」(主催:NPO法人日本自動車研究者ジャーナリスト会議)のインポートカーオブザイヤー三冠、また「2015ワールドカーオブザイヤー」を受賞するなど、専門家の方からも高い評価を受けています。
2015年は日本国内において約21,000台を販売し、メルセデス・ベンツのベストセラーモデルとなりました。
*「2014-2015 インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」(主催:日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会)は、 C クラスセダンとして受賞
新型Cクラスクーペの「インテリジェントドライブ」に含まれる代表的な機能
ディストロニック・プラス(ステアリングアシスト付):
77GHzおよび25GHzの2種類のレーダーによって先行車を認識し、速度に応じた車間距離を維持します。ステレオマルチパーパスカメラの搭載により、車線のカーブと先行車両を認識し、車間を維持しながらステアリング操作をアシストします。
BASプラス(飛び出し検知機能付ブレーキアシスト・プラス):
77GHzおよび25GHzのレーダーとステレオマルチパーパスカメラで前方を広範囲にモニターし、先行車に加え、前方を横切るクルマや合流してくるクルマ、さらには歩行者などとの衝突の危険性を検知した場合にドライバーにディスプレイ表示と音で警告し、急ブレーキを促します。ドライバーがブレーキを踏んでも踏み込みが弱い場合はブレーキ圧を増幅することで急ブレーキの効果を高めます。
PRE-SAFE®ブレーキ(歩行者検知機能付):
BASプラスの警告にドライバーが反応しない場合、軽いブレーキングでドライバーに警告し、衝突回避をサポートします。同時に衝突時に乗員の最適な姿勢を可能な限り確保するPRE-SAFE®機能も作動します。それでもドライバーが反応しない場合、最大のブレーキ力で自動緊急ブレーキが作動します。また、先行車に加え歩行者も検知する機能も備えています。
リアCPA(被害軽減ブレーキ付後方衝突警告システム):
リアバンパーのマルチモードレーダーが後方を監視し、車間距離と接近速度から衝突の危険があると判断すると、ハザードランプを素早く点滅させて後続車のドライバーに警告するとともに、ドライバーに危険を知らせ、シートベルトテンショナーなどを起動させます。それでも後続車が十分に減速しない際には自動的にブレーキ圧を高めて自車をロックし、玉突き衝突の回避など二次被害の軽減をサポートします。
アクティブレーンキーピングアシスト:
ステレオマルチパーパスカメラが車線を検出し、フロントホイールが走行車線を越えたと判断するとステアリングを断続的に微振動させてドライバーに警告するほか、ESP®の制御を利用して片輪に軽い補正ブレーキをかけることで車線内に戻そうとします。さらに、大事故となりやすい対向車との衝突を防止する機能も備えています。
アクティブブラインドスポットアシスト:
リアバンパー左右のレーダーセンサーにより、車両の斜め後ろのミラーで見えない死角エリアをモニタリングし、そこに車両がいる場合は、ドアミラー内蔵のインジケーターが赤く点滅して注意を喚起します。ドライバーが気づかずにウィンカーを作動させると警告音を発しながらインジケーターが点滅、さらに側面衝突の危険を検知すると、コースを修正するためにブレーキを自動制御して危険回避をサポートします。