2015年
10月
27日
|
01:00
Europe/Amsterdam

「GLE」を発売

「GLE」を発売
・       プレミアムSUVのパイオニア「Mクラス」が「GLE」として刷新
・       クリーンディーゼルと9A/Tを組み合わせた高効率の「GLE 350 d 4MATIC
・      セグメントNo.1の出力を誇るトップパフォーマンスモデル「Mercedes-AMG GLE 63 S 4MATIC
メルセデス・ベンツ日本株式会社(社長:上野金太郎、本社: 東京都港区)は、メルセデス・ベンツ「GLE」を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じ本日より発売します。
「GLE」の前身である「Mクラス」は、1998年に誕生し、SUVらしい力強さとスポーティさを表現したエクステリアデザイン、上質感溢れる内装、オンロード、オフロードともに優れた走行性能を備え、「プレミアムSUV」というカテゴリーを創出しました。それ以降も、メルセデス・ベンツSUVの中核モデルとして3世代に渡る進化を遂げてきました。今回の商品変更により、メルセデス・ベンツの中核モデル「Eクラス」と同等の安全/快適装備を備えるとともに、車種名についても、メルセデスのSUVモデルを表す「GL」と車格を表す「E」を組み合わせ、「GLE」と刷新しました。
「GLE」のラインアップは、クリーンディーゼルモデル「GLE 350 d 4MATIC」と、トップパフォーマンスを誇る「Mercedes- AMG GLE 63 S 4MATIC」から構成されます。
「GLE 350 d 4MATIC」に搭載される3.0リッターV型6気筒BlueTECエンジンは、ピエゾインジェクターを用いた最新のコモンレールシステムや電子制御式可変ターボチャージャーなどの先進テクノロジーにより、最高出力258PS(190kW)とともに最大620Nmもの強大なトルクを発生し、大型SUVモデルに相応しい力強い動力性能と優れた燃費経済性をもたらします。また、排出ガスに尿素水溶液「AdBlue®」を噴射して化学反応(還元作用)を発生させ、有害な窒素酸化物(NOx)を大幅に削減する尿素SCR(Selective Catalytic Reduction:選択型触媒還元)ディーゼル排出ガス処理システム「BlueTEC(ブルーテック)」を採用し、世界で最も厳しいとされる日本のディーゼル排出ガス規制に適合する優れた環境性能を実現しています。また、可変エンジンマウントを採用することで、静粛性と低振動性を実現し、アイドリングから高速走行までのすべてのシーンで、プレミアムSUVにふさわしいパフォーマンスを発揮します。さらに、メルセデス最新の9速オートマティックトランスミッション「9G-TRONIC」を組み合わせました。現在市販されているトルクコンバータ式トランスミッションの中で最も変速段数が多いこのトランスミッションは、1つのギアが受け持つ速度域が狭くなるため変速ショックとエンジン回転数の上昇が抑えられ、静粛性と燃費の両方を高いレベルで実現します。
「GLE 63 S 4MATIC」に搭載される5.5リッターV型8気筒直噴ツインターボエンジンは、Mercedes-AMG社による開発であることはもちろん、エンジンのパフォーマンスを最大限引き出す専用チューニングが施され、最高出力585PS(430kW)、最大トルク760NmとセグメントNo.1の性能を発揮します。またその強大なトルクを路面に確実に伝えスタビリティを向上する専用セッティングの四輪駆動システム「AMG 4MATIC」、AMG専用に最適化し操縦安定性と快適性を両立したエアサスペンション「AMG RIDE CONTROL スポーツサスペンション」、コーナリングのロールを抑え走行安定性を向上させる「ACTIVE CURVE システム」など、GLEの頂点に相応しいハイパフォーマンスを生み出す最新のテクノロジーが採用されています。
安全面では、Eクラスにも導入されている最新鋭の技術が搭載されています。
全モデルに標準装備の「レーダーセーフティパッケージ」をはじめとする安全運転支援システムは、ドライバーの疲れを最小限に抑える快適性が安全なドライブに貢献するという思想に基づき、安全性と快適性を高次元で融合させたもので、メルセデス・ベンツではこれを「インテリジェントドライブ」と総称しています。
「インテリジェントドライブ」の土台となっているのが、クルマの周囲360°をカバーする複合的なセンサーシステムです。フロントウインドウ内側のステレオマルチパーパスカメラは、最大500mの範囲で大まかな様子をモニターするほか、2つのカメラで車両前方約50mの範囲を立体的に捉えます。レーダーセンサーは、フロントおよびリアバンパー側面に内蔵された25GHzの短距離レーダー、ラジエーターグリル奥の77GHzの中・長距離レーダー1個、リアバンパー中央の25GHzマルチモードレーダー1個の合計6個が搭載されています。
これらのカメラとレーダーから得られたデータをコントロールユニットで融合させ、安全運転支援システムに対応するデータを作成します。このデータを高度なアルゴリズムで解析することにより、先行車両、横切る車両、後方車両、対向車、歩行者などを検出し、その位置を特定します。これにより、状況を判断して、アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動でアシストする、まさに「部分自動運転」を実現しました。メルセデス・ベンツの乗員のみならず、他の道路利用者をも含む包括的な保護を実現することが、その目標です。なお、「GLE」はSUVとして日本で初めて、自動追従型クルーズコントロール「ディストロニック・プラス」にステアリング操作をアシストする機能を備えました。
また、安全性に加え、利便性を向上する装備として、車両周囲の状況をモニターする「360°カメラシステム」、自動操舵・ブレーキ機能により縦列駐車と車庫入れをアシストする「アクティブパーキングアシスト」を全モデルに標準装備しています。さらに、イグニッションをOFFにしてドアを開けた際に運転席/助手席それぞれの足元にメルセデス・ベンツのスリーポインテッドスターが浮かび上がる「ブランドロゴプロジェクターライト」も全モデルに標準装備しています。
さらに、センターコンソールの専用コントローラーを操作するだけで5つのモードからドライバーが望むキャラクターに瞬時にセッティング可能な「ダイナミックセレクト」も標準装備しています。選んだモードに応じて、スロットルレスポンスと9G-TRONICのシフトスケジュールが変化し、快適性や燃費を優先する走りから、素早いレスポンスでスポーティなドライビングまで楽しむことができます。
インフォテイメントシステムも、定評のCOMANDコントローラーに加えタッチパッドも採用することにより、さまざまな入力方法が可能となるなど、最新世代へと進化しました。
「GLE 350 d 4MATIC」は12.9km/L(JC08モード)とクラストップレベルの低燃費を実現しています。そして、GLE 350 d 4MATICの3モデルすべてが新エコカー減税の優遇(重量税、取得税 免税)および自動車グリーン税制優遇措置(翌年度自動車税75%減税)の優遇をうけることができます。
メルセデス・ベンツは、2006年8月に日本初のクリーンディーゼルモデル「E 320 CDI」を導入し、日本で販売される乗用車として初めて新長期規制(2007年施行)にも適合しました。さらにポスト新長期規制(2010年施行)にも輸入車で初めて適合した「E 350 BlueTEC」を導入しました。その後、2010年にMクラス、2013年にGクラス、本年1月にはGLと、SUVにクリーンディーゼル「BlueTEC」を積極的に展開してきました。4気筒クリーンディーゼルモデルについても、本年3月にEクラスとCLS、9月にCクラス、10月にVクラスに導入しました。そして8月には日本初となるクリーンディーゼルハイブリッド S 300 hを発表し、さらにラインアップを拡充しています。
GLEのラインアップおよびメーカー希望小売価格は以下の通りです。
モデル
エンジン
ステアリング
メーカー希望小売価格
(  )内は消費税抜き車両本体価格
GLE 350 d 4MATIC
3.0L、V6
直噴ディーゼルターボ
8,680,000
(¥8,037,037)
GLE 350 d 4MATIC 本革仕様
3.0L、V6
直噴ディーゼルターボ
9,290,000
(¥8,601,852)
GLE 350 d 4MATIC Sports
3.0L、V6
直噴ディーゼルターボ
9,640,000
(¥8,925,926)
Mercedes-AMG GLE 63 S 4MATIC
5.5L、V8直噴ツインターボ
17,400,000
(¥16,111,112)
*   上記のメーカー希望小売価格は、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格です。また「自動車リサイクル法」に基づく、リサイクル料金が別途必要となります。メーカー希望小売価格は参考価格です。販売店が価格は独自に定めておりますので、詳しくは各販売店にお問い合わせ下さい。
なお、「GLE」にも、新車購入から3年間走行距離無制限の一般保証・メンテナンスサービスと24時間ツーリングサポートを無償提供する総合保証プログラム「メルセデス・ケア」が適用されます。さらに、メルセデス・ケア終了後の有償の保証延長プログラムとして、一般保証および24時間ツーリングサポートを2年間延長する「保証プラス」と、4、5年目のメンテナンスサービスにおいて、初回車検時および4年目の点検や定期交換部品、消耗品の交換をパッケージでご提供する「メンテナンス プラス*」をご用意しています。
*新車登録日から59ヶ月後の応当日の前日または総走行距離75,000km到達時のいずれか早い時点で終了となります。  *Mercedes-AMGモデルは適用対象外になります。
本件に関する報道機関のお問合わせ先
:マーケティング・コミュニケーション部 製品広報課
 
03-6369-7225
本件に関するお客様のお問合わせ先
:0120-190-610(メルセデスコール)
メルセデス・ベンツ日本 ウェブサイト
:http://www.mercedes-benz.co.jp
Facebook公式ページ
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Twitter公式アカウント
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メディアサイト(登録制)
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GLE 350 d 4MATIC
Mercedes-AMG GLE 63 S 4MATIC
GLE「インテリジェントドライブ」に含まれる代表的な機能
ディストロニック・プラス(ステアリングアシスト付):
77GHzおよび25GHzの2種類のレーダーによって先行車を認識し、速度に応じた車間距離を維持します。GLEでは、ステレオマルチパーパスカメラの搭載により、車線のカーブと先行車両を認識し、車間を維持しながらステアリング操作をアシストする機能が追加されました。
BASプラス(飛び出し検知機能付ブレーキアシスト・プラス):
77GHzおよび25GHzのレーダーとステレオマルチパーパスカメラで前方を広範囲にモニターし、先行車に加え、前方を横切るクルマや合流してくるクルマ、さらには歩行者などとの衝突の危険性を検知した場合にドライバーにディスプレイ表示と音で警告し、急ブレーキを促します。ドライバーがブレーキを踏んでも踏み込みが弱い場合はブレーキ圧を増幅することで急ブレーキの効果を高めます。
PRE-SAFE®ブレーキ(歩行者検知機能付):
BASプラスの警告にドライバーが反応しない場合、軽いブレーキングでドライバーに警告し、衝突回避をサポートします。同時に衝突時に乗員の最適な姿勢を可能な限り確保するPRE-SAFE®機能も作動します。それでもドライバーが反応しない場合、最大のブレーキ力で自動緊急ブレーキが作動します。今回、先行車に加え歩行者も検知する機能が追加され、衝突予防安全性が大幅に向上しました。
リアCPA(被害軽減ブレーキ付後方衝突警告システム):
リアバンパーのマルチモードレーダーが後方を監視し、車間距離と接近速度から衝突の危険があると判断すると、ハザードランプを素早く点滅させて後続車のドライバーに警告するとともに、ドライバーに危険を知らせ、シートベルトテンショナーなどを起動させます。それでも後続車が十分に減速しない際には自動的にブレーキ圧を高めて自車をロックし、玉突き衝突の回避など二次被害の軽減をサポートします。
アクティブレーンキーピングアシスト:
ステレオマルチパーパスカメラが車線を検出し、フロントホイールが走行車線を越えたと判断するとステアリングを断続的に微振動させてドライバーに警告するほか、ESP®の制御を利用して片輪に軽い補正ブレーキをかけることで車線内に戻そうとします。今回、大事故となりやすい対向車との衝突を防止する機能が新たに加わりました。
アダプティブハイビームアシスト・プラス:
ステレオマルチパーパスカメラが対向車や先行車を検知すると、他の車両にハイビームが当たらないよう自動的に照射範囲を制御しながら常に最大の視界を確保します。また、道路標識などにハイビームが反射すると、自動的に減光し眩惑を防止します。