2009年
11月
20日
|
01:00
Europe/Amsterdam
スマートの電気自動車 ハンバッハで生産開始へ
- 生産台数1,000台
- 日常走行で完全に機能する欧州初の電気自動車
- 2012年にも市場投入を予定
ダイムラーAGは今週、スマートのハンバッハ工場(フランス)において、スマートの 電気自動車(スマートed)の生産を開始しました。今回の生産台数は1,000台で、第1段階として、欧州や米国の主要都市で実施されるさまざまなプロジェクトに参加するお客様へ納車され、日常走行を通して幅広いフィードバックを得ることになります。
スマートブランドの責任者 マルク・ランゲンブリンクは「スマートedの量産開始により、ハンバッハ工場は新しい時代を迎えると同時に、都市部でゼロエミッションの個人 モビリティを実現するうえでスマート フォーツーが草分け的な役割を果たしていることをアピールすることになります。スマートedはバッテリーによる革新的な電気駆動システムを搭載することで、環境に対する責任と、走りの喜びや人生の楽しみの両面を ほぼ完璧な形で両立させた、街乗りに最適なクルマとなっています」と述べています。
今回生産を開始したスマートedは、先進のリチウムイオンバッテリーを搭載した第2世代モデルです。2012年には、スマートの通常の製品ラインアップとして生産に入り、スマート販売ネットワークを通じて販売を行う計画です。
2007年~2008年にすでに実績
スマートブランドでは2007年以降、駆動システムの電化に先導的な役割を果たしてきました。ロンドン市街の厳しい交通状況の中でゼロエミッション車を日常的に利用する実験をスタートさせ、第1世代のスマートed 100台が現在もお客様のもとで日常的に使用されています。プロジェクトは非常にすぐれた成果を上げ、スマートedが きわめて熟成したものであることが確認されました。
ロンドンでのテスト開始からちょうど1年後には、いちだんと進化を遂げた電気駆動システムと革新的で高性能のリチウムイオンバッテリーを搭載した第2世代モデルを導入しました。リチウムイオンバッテリーは、他のバッテリーと比べ性能が高い、充電時間が短い、寿命が長い、信頼性が高いなど、大きな利点を備えています。さらに、スマートedは充電に通常の家庭電源が使用できます。
サクセスストーリー: スマート・ハンバッハ工場
スマートのハンバッハ工場は1997年に開設。1998年よりスマート フォーツーの生産を開始、2007年からは現在のモデルを生産しています。2008年には従業員が800人以上となり、システムパートナー7社の従業員約800人と協力しながら、生産台数約14万台の実績を上げました。また、2008年9月には、ブランド創設10周年を迎えるとともに、スマート フォーツー累計生産台数100万台を達成しました。
ハンバッハ工場は、当初より革新的な生産方法を採用しています。「+」の形をした組立ラインは、組み立てとロジスティクスの要件を最適な形で満たすよう設計されたもので、きわめて効率的な生産プロセスを実現しています。この方式により、システムパートナー各社で生産されるモジュールが組立ラインに直接供給され、輸送・物流量を最小限に抑えるほか、環境面でも貢献しています。これに加え、環境にやさしく費用対効果にすぐれた塗装工場や、さまざまなエネルギー節減コンセプト、それに独自の車両組み立て方式によって、スマートブランドの環境配慮型製品の思想を生産現場で実現しています。
スマートについて:
スマート フォーツーは10年以上前に発売されて以来、環境配慮と現代的機能性を独自の特色として打ち出してきました。その革新的コンセプトは当初から、持続可能で先進的な技術によって 都市部における個人のモビリティを実現することを目指しています。全長わずか2.5m強ときわめて コンパクトで燃費効率にすぐれたスマート フォーツーは、快適性と安全性にすぐれた2シーターモデルです。また、その独特なデザインにより、モビリティと環境に対する責任、生きる喜びを同時に実現できることを示す、新しい自動車ライフスタイルの象徴的存在となりました。このように、スマートフォーツーは独自のカテゴリーを確立したのです。
2009年に中国とブラジルへの進出を果たし、販売市場は世界41市場となりました。主要市場はドイツ、イタリア、米国の3市場です。