2012年
10月
11日
|
02:00
Europe/Amsterdam

メルセデス・ベンツ CLSシューティングブレークを発売

クーペの美しいスタイリングに高い利便性を融合した全く新しいコンセプト“スポーツ クーペ ツアラー”
5名の乗員スペースと最大容量1,550リッターのラゲッジルームを確保
CLSクラス初となるフルタイム四輪駆動システム“4MATIC”搭載モデルを導入
designoウッドフロアなど上質感を引き立てるオプションを設定
メルセデス・ベンツ日本株式会社(社長:ニコラス・スピークス、本社: 東京都港区)は、エレガントかつスポーティなクーペのスタイリングに高い利便性を融合した“スポーツクーペツアラー”という全く新しい独自のコンセプトを持つ新型モデル「CLS シューティングブレーク」を、本日より全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じ発売いたします。
2004年に発表された初代CLSは、世界に先駆けて「4ドアクーペ」という新たなカテゴリーを生み出し、全世界で約17万台の販売を記録しました。そして、今回のCLS シューティングブレークは、CLSの新たなモデルファミリーとして、そのスタイリッシュなフォルムを維持しながら、5人の乗員がくつろげるスペースと大容量のラゲッジルームを備える“スポーツクーペツアラー”という全く新しいカテゴリーを創出するモデルです。
“シューティングブレーク”の語源は、1960年代、イギリスの貴族が、クーペスタイルの乗用車に余暇を楽しむための道具を収納する広いラゲッジスペースを設定した車両を“シューティングブレーク”と呼んだことに由来しています。CLS シューティングブレークは、このコンセプトを踏襲しながらも、美しいスタイリングと多様なライフスタイルに対応する高い利便性を兼ね備えています。
CLS シューティングブレークのエクステリアは、テールゲートの傾斜と一体化したエレガントなルーフラインに力強いキャラクターラインを組み合わせたサイドビューや、アグレッシブなフロントデザインが、“スポーツクーペツアラー”と呼ぶに相応しい流麗なプロポーションを生み出しています。また、流線形のテールゲートには、左右に延びるクロームスリップが配され、ワイド感が強調されます。
室内は、3人分の独立したリアシートを装備したことに加え、後方まで延びたルーフラインによるリアサイドウィンドウの面積拡大が余裕のあるヘッドスペースを確保し、後席にも開放感溢れる快適な室内空間を実現しています。インテリアの随所に最高級の素材を使用することで、エクスクルーシブな空間を演出する一方、ラゲッジルームには最大積載量1,550リッターのスペースを確保することで、上質感溢れる室内空間でありながら、高い利便性と機能性を両立しています。
「CLS 350 BlueEFFICIENCY シューティングブレーク」は、最新世代3.5リッターV型6気筒直噴ガソリンエンジン(最高出力225kW/306PS、最大トルク370Nm)を搭載しており、最新の高効率7速オートマティックトランスミッション「7G-TRONIC PLUS」やECOスタート/ストップ機能(アイドリングストップ機能)を備え、クラストップレベルの動力性能を発揮します。また、シャーシには、セルフレべリング付リアエアサスペンションを搭載し、乗車人数や積載量等にかかわらず、一定の車高を維持し、上質な乗り心地と安定した走行性能に貢献します。なお、燃費経済性にも優れており、エコカー減税対象車となる見込みです。*数値は社内参考値
「CLS 550 4MATIC BlueEFFIC IENCY シューティングブレーク」は、CLSクラスで初めてとなるフルタイム四輪駆動システム「4MATIC」を搭載し、滑りやすい路面や危険回避時に走行安定性を高める4ESP®(エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)と組み合わせることでいかなる路面状況においても優れた動力性能と高い安全性を発揮します。
ハイパフォーマンスモデル「CLS 63 AMG シューティングブレーク」には、メルセデスAMG社の開発による最新鋭5.5リッターV型8気筒直噴ツインターボエンジンが搭載され、排気量のダウンサイジングを図りながらも、最高出力386kW/524PS、最大トルク700Nmを発生し、圧倒的な動力性能を実現しています。また、室内は、インテリア全体を包み込む質感高いフルレザーを施し、セミニアンレザーシートを採用するなど、ハイパフォーマンスモデルに相応しい上質でエクスクルーシブな室内空間に仕上がっています。*数値は社内参考値
安全面においてもトップレベルの衝突安全性と乗員保護機能を備えるとともに、ミリ波レーダーセンサーやマルチファンクションカメラを用いて前方や側方の衝突危険性を検知し、ドライバーへの警告やブレーキ介入を行う最先端の安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」を全モデルに標準装備しています。
また、CLS シューティングブレークの個性を際立たせる装備として「designoウッドフロア(EASY-PACKフィックスキット付)」(税込50万円)を全モデルにオプション設定しました。アメリカンチェリーにスモークドオークのストライプが美しいコントラストを創出する高級ウッド素材を採用し、ひとつひとつを熟練した職人が手作業で組み立てることによって、精緻なクラフトマンシップ溢れるラゲッジルームを実現します。
室内エンターテインメントには、ワイヤレスヘッドホンを使用して、後席左右それぞれで多彩なメディアから映像や音楽を楽しむことのできる「リアエンターテインメントシステム」(税込12万円)や、室内空間に合わせたクリアで正確な音質を提供するBang & Olufsen BeoSound AMGサウンドシステム(税込40万円)を設定しており、室内の快適性を追求しました。
「CLS シューティングブレーク」の価格は、以下の通りになります。
モデル
エンジン
ステアリング
メーカー希望小売価格 (  )内は消費税抜き車両本体価格
CLS 350 BlueEFFICIENCY
シューティングブレーク
3.5L, V6 直噴
¥9,700,000
(¥9,238,096)
CLS 550 4MATIC BlueEFFICIENCY
シューティングブレーク
4.7L, V8直噴ツインターボ
¥12,400,000
(¥11,809,524)
CLS 63 AMG
シューティングブレーク
5.5L, V8直噴ツインターボ
¥16,800,000
(¥16,000,000)
*上記のメーカー希望小売価格は、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格です。また「自動車リサイクル法」に基づく、リサイクル料金が別途必要となります。

CLS
シューティングブレーク の特長
エクステリア
フロントデザイン
71個のLEDを使用したLEDハイパフォーマンスヘッドライトと大型のスリーポインテッドスターを中央に配したラジエーターグリルが特徴的なフロントデザインは、CLS シューティングブレークのダイナミックでアグレッシブな印象を強調しています。
サイドデザイン
クーペの流れるような美しいルーフラインに革新的なリアデザインが融合した、エレガンスとダイナミズムの両立が最大の特徴です。フロントから美しく流れるルーフラインは、テールゲートの傾斜と一体化し、サイドデザインに流麗な印象を与えながら、伸びやかで立体的なキャラクターラインと組み合わさり、エレガントでありながらダイナミックなサイドビューを創造しています。また、独創的なデザインコンセプトによって、スタイリングの美しさと室内スペースの大幅な拡大の両立を実現しながらも、空気抵抗値(Cd値)は0.29を達成しています。     *数値は欧州仕様参考値
リアデザイン
リアデザインは、流線型の美しいフォルムを最大の特徴としており、テールゲートを水平に横切るクロームスリップによってワイド感を強調しています。CLSクーペから引き継いだ独創的なフォルムのLEDリアコンビネーションランプがデザインのアクセントとなるとともに、被視認性を高めて夜間走行時の安全性を向上しています。
インテリア
シートやインテリアトリムをはじめとする随所に最高級の素材を贅沢に使用し、エクスクルーシブな空間を演出しています。
後席には開放感溢れる快適な室内空間を実現しています。それぞれに十分なフットスペースを備えた3人分の独立したリアシートを装備するとともに、後方まで延びたルーフラインが、リアサイドウィンドウの面積拡大と余裕あるヘッドスペースを実現しています。
後席左右とテールゲートには、プライバシーガラスが標準装備されています。室内のプライバシーが確保されるとともに、日差しを和らげる効果もあり、広々とした後席でゆったりとくつろぐことができます。
CLS 350 BlueEFFICIENCY シューティングブレーク と CLS 550 4MATIC BlueEFFICIENCY シューティングブレークには、後席で映像や音楽を楽しめるリアエンターテインメントシステムをオプション設定しています。ワイヤレスヘッドホンを使用して後席左右それぞれでCDやDVDだけでなくUSBメモリーなど多彩なメディアから映像や音楽を楽しむことができます。
ラゲッジルーム
ラゲッジルームには最大積載量1,550リッターの大容量のスペースを確保しています。後席のシートバックは、テールゲート開口部のレバーで簡単に倒すことができる「EASY-PACK クイックフォールド機能」を装備しており、乗車人数やライフスタイルに合わせてラゲッジルームのレイアウトを変更することが可能です。
また、全モデルにオプション設定されている「designoウッドフロア(EASY-PACKフィックスキット付)」は、クルーザーのデッキのようなラグジュアリーな空間を演出します。アメリカンチェリーにスモークドオークのコントラストが美しい高級ウッド素材をラゲッジフロア全体に敷き詰めたもので、ひとつひとつを熟練した職人が手作業で組み立ており、ラゲッジルームに高級感を与えるだけでなく、天然の木材ならではの温かみが加わります 。表面には防水および防傷加工を施し、ラバーが埋め込まれたアルミニウム製のレールを装備することで、フロアを保護するとともに荷物の滑りを防止します。また、このオプションには「EASY-PACKフィックスキット」が備えられており、伸縮式のバーとベルト、4 個のアンカーで走行中に荷物が動かないように固定することができます。スタイリッシュなプロポーションを維持しながら、機能性と利便性を最大限に追求しています。
パワートレイン
新世代3.5リッターV6直噴ガソリンエンジン
CLS 350 BlueEFFICIENCY シューティングブレークに搭載される最新世代3.5リッターV6直噴ガソリンエンジンは、最高出力225kW(306PS)、最大トルク370Nmを3,500~5,250rpmで発生しゆとりある動力性能を発揮します。第3世代となるスプレーガイデッド・ガソリン直噴システムやマルチインジェクション、マルチスパーク・イグニッションによるリーンバーン(希薄燃焼)を採用するなど最先端テクノロジーを搭載し、高出力と優れた燃費性能の両立を実現しています。*数値は社内参考値
最新鋭4.7リッターV8直噴ツインターボエンジン
CLS 550 4MATIC BlueEFFICIENCY シューティングブレークに搭載される4.7リッターV8直噴ツインターボエンジンは、高圧縮比に加えて綿密な燃料噴射を行う先進のピエゾインジェクターを搭載し、マルチスパーク・イグニッション、ツインターボチャージャーなど最先端技術を採用することによって、従来の5.5リッターエンジンより大幅なダウンサイジングを図り、パフォーマンスと環境性能を両立させています。*数値は社内参考値
7速オートマティックトランスミッション「7G-TRONIC PLUS」
CLS 350 BlueEFFICIENCY シューティングブレーク およびCLS 550 4MATIC BlueEFFICIENCY シューティングブレークに搭載されている7速オートマティックトランスミッション「7G-TRONIC PLUS」には、高効率トルクコンバータ、低摩擦ベアリングが採用され、ダイナミックなレスポンスと高い耐久性を備えるとともに、ノイズや振動も低減されています。
シャーシ
フルタイム四輪駆動システム「4MATIC」/ 4ESP®
CLS 550 4MATIC BlueEFFICIENCY シューティングブレークには、CLSクラスで初めてとなるフルタイム四輪駆動システム「4MATIC」を設定しました。エンジントルクを前輪45%:後輪55%の比率で配分し、安定した駆動力と挙動を保つ4ESP®(4エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)と連動して、グリップの悪い路面状況や雪道等でのさまざまな路面状況でも優れた運動性能と操縦安定性、快適性を発揮します。
サスペンション
CLS 350 BlueEFFICIENCY シューティングブレーク には、電子制御のセルフレベリング機構を備えたリアエアサスペンションを標準装備しました。乗車人数や積載量を問わず一定の車高を維持し、上質な乗り心地と安定した走行性能を達成しています。CLS 550 4MATIC BlueEFFICIENCY シューティングブレークには、走行状況をセンサーで検地し、ばね定数、減衰力、車高を自動的に調整する電子制御式のAIRマティックサスペンションを採用し、路面状況に関わらず優れた運動性能と操縦安定性、快適性を発揮します。
先進の安全装備
5つのミリ波レーダーセンサーと1つのカメラを用いて前方や左右後方の車両など障害物との距離や相対速度を測定し、自動的にブレーキを作動させ衝突の危険性を低減する最新の安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」を全モデルに標準装備しています。高精度の24GHzおよび77GHzのレーダーセンサーにより前方の危険を感知し、衝突回避をサポートするBAS(ブレーキ・アシスト・システム)プラスやPRE-SAFE®ブレーキ、ブレーキやアクセルを自動制御して、車間距離を適切に維持するとともに、先行車が停止した場合は減速して停止する渋滞追従機能を備えた「ディストロニック・プラス」などの様々なシステムにより、安全性および快適性を大幅に向上しています。
ハイパフォーマンスモデル:CLS 63 AMG シューティングブレーク
エクステリア
CLS 63 AMG シューティングブレークのエクステリアは、トップパフォーマンスモデルに相応しい専用のスタイリングを施しており、精悍でアグレッシブな印象を高めています。フロントマスクは、クロスストラットをハイグロスブラックで仕上げた力強い AMG フロントスポイラーや、シングルルーバーを備えた AMG ラジエーターグリル、 AMG 独自のパワードームが特徴的なボンネットなどがパフォーマンスを象徴しています。 “ V8 BITURBO” エンブレムを配したオリジナルのワイドフロントフェンダーや AMG 専用のディフューザールックのリアスカート、デュアルツインクロームエグゾーストエンドを採用した AMG スポーツエグゾーストシステム、さらに、 AMG 専用デザインのチタニウムグレーペイント 19 インチ 5 トリプルスポークアルミホイールが足元を引き締めます。
インテリア
インテリアは、最高級の素材を使用し、すぐれたクラフトマンシップと贅を尽くした最高級の空間となっています。前席にはバックレストのサポート性を自動調整する機能やマッサージ機能などを備えたドライビングダイナミックシートおよびマルチコントロールシートバックを装備したセミアニリンレザーの専用AMGスポーツシートや、フルレザー仕様(DINAMICAルーフライナー付)など、ハードなドライビングからリラックスしたクルージングまで幅広いシーンにおいてドライバーをサポートします。
また、走行モードやサスペンションセッティング、走行状況に応じて切替できる3ステージESP®コントロールを設定できるAMG E-SELECTレバー付きAMGドライブユニットシステムをセンターコンソールに配置しています。また、高品質のナッパレザーを使用した3スポークデザインのAMGパフォーマンスステアリングは、上部と下部をフラットな形状にし、アルミニウム製のAMGパドルシフトを備えています。
新世代 AMG5.5 リッター V8 直噴ツインターボエンジン
AMG 5.5リッターV8直噴ツインターボエンジンは、スプレーガイド式燃焼システムによるガソリン直噴、ツインターボチャージャー、水冷式インタークーラー、ECOスタートストップ機能を組み合わせた革新的なシステムとなっています。最高出力386kW/524PS、最大トルク700Nmを発生し、0~100km/h加速4.4秒と圧倒的な動力性能を実現する一方で燃費経済性も大きく向上しています。*数値は社内参考値
AMG スピードシフト MCT
「AMGスピードシフトMCT」は、4つの走行モードに加え、自動ブリッピング機能とレーススタート機能を備え、さまざまな走りに柔軟に対応することが可能です。4つの走行モードに加え、自動ブリッピング機能とレーススタート機能を備えたこのトランスミッションは、優れたレスポンスと最大限のフレキシビリティを特長としてしています。"C"(効率制御)モードでは、ECOスタートストップ機能が常時作動し、停車時にエンジンを停止させます。"S"(スポーツ)と"S+"(スポーツプラス)、およびギアチェンジをマニュアル操作に設定する"M"(マニュアル)の3つの走行モードでは、エンジンとトランスミッションのレスポンスがさらに高まります。フルロード時のギアシフトでは、点火と燃焼噴射を一時的に正確に抑制することで、一層すばやいギアシフトを実現しています。
シャーシ
アグレッシブな走りと快適性を両立する「AMG RIDE CONTROL スポーツサスペンション」は、フロントに新開発のコイルサスペンションを、リアにはセルフレベリング機構付きエアサスペンションを備えるほか、走行状況に応じて減衰特性を自動的に変更することで、ボディロール角を低減する電子制御ダンピングシステムを搭載しており、瞬時の調節により最大限の快適性と俊敏性を同時に実現します。
AMG専用のフロントアクスル、リアアクスルについてはネガティブキャンバーを拡大したほか、弾性運動学特性を全面的に変更することで、高速でのコーナリング時の安定性を高めるとともに、接地性を改善しました。また、トレッドを56mm拡大したフロントアスクルのために専用開発したAMGパラメーターステアリングは、ステアリングレシオをよりダイレクトに設定するとともに、サスペンションモードに応じたパワーアシスト調整機能を搭載しています。
専用オプション
CLS 63 AMG シューティングブレークの精悍さをより引き立てる AMG 専用オプションを新規に設定しています。ブラックマットペイントを施した 19 インチ AMG 10 スポークアルミホイールと AMG カーボンセラミックブレーキに加えて、よりスポーティな印象を高める AMG カーボンパッケージを選択いただけます。 AMG カーボンパッケージには、フロントスポイラーリップやリアディフューザーなどエクステリアパーツに加え、インテリアトリムを装備するなど、トップパフォーマンスモデルとして内外装のスポーティさを引き立て、ドライバーのスポーツマインドを刺激します。