2014年
1月
23日
|
01:00
Europe/Amsterdam

メルセデス・ベンツ2013年販売台数、過去最高を記録

・      メルセデス・ベンツ2013年販売台数は、過去最高の146万1,680台
・      ディーター・ツェッチェ: 「メルセデス・ベンツブランド史上最高の年となり、
   販売台数は前年比10%以上増加。成長戦略が奏功している」
・      2013年発売の新型Eクラス、CLAクラスが非常に好調。Sクラスはモデルチェンジの年
   にもかかわらずラグジュアリーセダンの世界トップセラーに
・      メルセデス・ベンツは世界全地域で販売台数が増加。2013年はドイツ、米国、日本、
   オーストラリアなど主要市場でプレミアムブランドとしてトップに
・      モデルチェンジ前、最後の年となったスマート フォーツーは10万台以上を達成
ダイムラー社は、メルセデス・ベンツ・カーズ部門(メルセデス・ベンツ、スマート)の2013年通期総販売台数を発表しました。メルセデス・ベンツの販売は、年間を通じて非常に好調で、12月単月で創業以来の最高を記録して締めくくりました。通期世界販売台数は146万1,680台(前年比10.7%増)、12月単月は13万9,180台(前年同月比11.2%増)でした。同部門の通期世界販売台数は156万2,472台(前年比9.7%増)でした。
ダイムラー社取締役会会長 兼 メルセデス・ベンツ・カーズ統括のディーター・ツェッチェは次のように述べています。「昨年はメルセデス・ベンツブランドにとって最高の年となり、販売台数は前年比で10%以上も増加しました。成長戦略が効果を上げているためです。特に欧州と米国では市場シェアをいっそう拡大することができました。また中国では販売台数2桁増を達成し、正しい方向に歩みを進めています」。
各セグメントで製品攻勢を実施
ツェッチェは「2013年はとりわけ、上級モデルで大きな攻勢に出ました。新型Eクラスは本格的なトップモデルとなりましたし、新型Sクラスでは、『世界最高のクルマ』を作るというお約束を果たすことができました。加えて2013年は、他ブランドからの乗り換えのお客様の獲得に再び取り組みました。例えば、スポーティな4ドアクーペ CLAクラスでは、ご購入されたお客様の2人に1人が他ブランドからの乗り換えでした」。2014年は、CLAクラス、新型Eクラスおよび新型Sクラスがすべての市場で出揃ったことから、いっそうの販売増加を見込んでいます。製品イニシアティブも引き続き進めていきます。新型CクラスとコンパクトSUV GLAクラスを今春、発売するほか、第4四半期にはスマートの後継モデルを販売店に配車します。メルセデス・ベンツでは2020年までに30以上の新型モデルの発売を計画しています。
販売面で、お客様重視を徹底
メルセデス・ベンツ・カーズ部門 営業/マーケティング部門統括のオラ・ケレニウスは次のように述べています。「2014年の成長要因となるのは新モデルだけではありません。メルセデスではマーケティング・営業戦略『メルセデス・ベンツ2020 ―― ベスト・カスタマーエクスペリエンス』のもと、お客様のご要望をいっそう重視しています。この点では昨年すでに大きな成果を上げました。都市部に位置するモダンな拠点の開設やデジタル化の強化によって、メルセデスはお客様にいちだんと近い存在となりました。今年も引き続き、この方向性を一貫して追求していきたいと考えています」。
全大陸で販売増加
メルセデス・ベンツの販売台数は2013年、すべての主要地域で前年比増を達成しました。また新興国市場、既存の市場のいずれでも増加が見られました。
米国、中国、日本で2桁の成長を達成
メルセデス・ベンツの最大市場である米国では、2桁増(前年比14.0%増)の31万2,534台を販売しました。カナダとメキシコでも過去最高を記録しました。中国では、マーケティングおよび営業活動を、「Beijing Mercedes-Benz Sales Service Co. Ltd.」に一元化することでお客様への訴求性を高め、販売の持続的増加を実現しました。中国での通期販売台数は前年比11.1%増の21万8,045台となり、12月単月でも前年同月比24.4%増を達成しました。日本でも好調に推移し、通期販売台数は5万3,037台と前年に比べて約30%も増加し、国内で展開するプレミアムブランドとして首位となりました。
欧州各市場でシェアを拡大
欧州では、厳しい市場環境の中で新たなお客様を獲得することができ、通期販売台数は66万566台(同5.9%増)を達成しました。とくに、イギリス(同19.6%増)、ベルギー(同17.3%増)、トルコ(同57.3%増)では過去最高を記録しました。ドイツ本国では通期で25万5,238台(2012年: 26万1,083台)と、市場が縮小する中でシェアを伸ばし、新規登録台数は21年連続で、プレミアムブランド首位を獲得しました。
引き続き好調な新型コンパクトカー
メルセデス・ベンツでは2013年も引き続き、コンパクトセグメントでモデルイニシアティブを実施しました。コンパクトカー全体の通期販売台数は37万1,399台となり、前年を64.0%も上回る成果を上げました。Aクラス、Bクラスに加え、CLAクラスが大きな反響を呼びました。とくにAクラスとCLAクラスは、メルセデス・ベンツとして従来の殻を破り、新規顧客層獲得を目指すものです。この2つのモデルについては他メーカーからの乗り換え率が50%に達しました。Aクラスは若い世代のお客様を中心に強くアピールしています。2014年は、早い時期にコンパクトカーのラインアップをさらに拡大すべく、新型SUVのGLAクラスを投入します。GLAクラスは、メルセデス・ベンツのSUVとして初めて、無段階可変トルク配分機能付4MATIC(フルタイム4輪駆動)をオプション設定するモデルとなります。
Cクラスはまたもトップセラー
現行Cクラスは発売から7年目を迎え、モデルチェンジ前最後の年を迎えながらも、セグメント首位の座を守り抜きました。セダンとステーションワゴンを合わせた世界販売台数は通期で30万3,416台(2012年: 33万3,126台)でした。ここ数年にわたり、メルセデス・ベンツのベストセラーとなっており、累計販売台数は2007年の発売以来220万台以上に達しています。セダンは米国、南アフリカ、BRICs諸国で、ステーションワゴンは欧州での販売が非常に好調です。後継モデルの生産は2014年1月から開始します。メルセデス・ベンツとして初めて、4大陸での生産体制を敷き、拠点はブレーメン(ドイツ)、イーストロンドン(南アフリカ)、タスカルーサ(米国)、北京(中国)の4ヶ所で生産を行います。ブレーメン工場は中核拠点として、グローバル規模での生産開始を統括します。新型Cクラスは、これまでは上級モデルにしか採用されなかった高度なドライバー支援システムを搭載することにより、対象セグメントに新たなベンチマークを打ち立てるモデルで、同月に開幕する北米国際自動車ショー(デトロイト・モーターショー)で一般公開します。
プレミアム、ラグジュアリー両セグメントで新展開:
新型Eクラス、新型Sクラスが世界的に好調
Eクラスセグメントでは1年の最後となる12月、Eクラス セダンとステーションワゴン合計で世界販売が2万7,833台(前年同月比33.7%増)となり非常に好調でした。Eクラスの通期販売台数は24万2,562台(前年比7.6%増)でした。Eクラスは2013年、高効率な新型エンジンの導入や進化したドライバー支援システムの搭載、新しいデザインの採用など大規模な改良を行い、セダン、ステーションワゴンを同年春、クーペ、カブリオレを同夏に発売しました。中国では、Eクラスのロングホイールベースモデルを4ヶ月前に発売しました。
メルセデス・ベンツのフラッグシップモデル Sクラスは、モデルチェンジからわずか数週間で再びラグジュアリーセダンの世界トップセラーに躍り出ました。先代Sクラスは9年に及ぶライフサイクルを通じて、セグメントリーダーとして君臨していました。なお新型については、2014年央以降にクーペと、S 65 AMGの追加導入を予定しています。
メルセデス・ベンツのSUVとドリームカー
メルセデス・ベンツSUVの通期販売台数は、過去最高の32万4,694台(前年比12.1%増)でした。とくに好調だったのは、メルセデスのSUVの原点に当るGクラスで、その販売台数は、2009年の3倍に増加しています。またGLKクラス(同14.3%増)、GLクラス(同29.4%増)、Mクラス(同4.4%増)も過去最高の販売台数を達成しました。
世界中で憧れを集めるドリームカーのクーペ、カブリオレ、ロードスターは、2013年の総販売台数が16万2,610台に達しました。ドイツにおける市場シェアは、ドイツ国内の主要競合メーカーに対して約50%を獲得しています。メルセデス・ベンツは伝統的にこれらの車種を非常に得意としており、SLKクラス、Eクラス クーペおよびカブリオレ、CLSクラスは、各セグメントの新規登録台数で常にトップの座を占めています。
メルセデスAMGも大幅な伸びを記録
メルセデス・ベンツのハイパフォーマンスブランド AMGの2013年はとくに好調で、販売台数は数年にわたり、きわめて高い水準で推移しています。AMG初のスーパースポーツカー、メルセデス・ベンツ SLS AMGは、2010年春発売以来の累計販売台数が1万台に到達し、その優れたデザインや、定評ある卓越した運動性能などにより、すでに「明日のクラシックカー」として高く評価されています。AMGが伸長した別の要因としては、ラインアップの拡大と新しいセグメントへの参入が挙げられます。新型A 45 AMGおよびCLA 45 AMGに、世界最強の量産4気筒エンジンを搭載したほか、一部モデルには、パワフルなSモデル、または4輪駆動モデルを設定しています。
スマート フォーツーは10万台突破
2シーターのスマート フォーツーは、まだ若いブランドであり、モデル末期となっても需要は衰えていません。2013年の販売台数は10万792台と、前年とほぼ同水準となりました(2012年: 10万3,722台)。モデル別では、スマート電気自動車が非常に好調で、ドイツではシェアトップの座を獲得しました。スマート電気自動車は、ダイムラー社のカーシェアリングサービス「car2go」で、全使用車両の約10%に当たる、約1万台が活用されており、1日当たりの利用者数は数千人にも上っています。なお、スマート後継モデルの発売は第4四半期の予定です。