2011年
11月
14日
|
01:00
Europe/Amsterdam

メルセデス・ベンツEクラス パワートレインを大幅に刷新、装備、モデルラインアップを充実

E 300とE 350に新開発3.5リッターV6直噴BlueDIRECTエンジンと高効率トランスミッション「7G-TRONIC PLUS」、ECOスタートストップ機能(アイドリングストップ)搭載により、動力性能向上と大幅な燃費低減を実現。エコカー減税対象モデルの認定を取得
E 550に新開発4.7リッター直噴ツインターボエンジンと7G-TRONIC PLUS、ECOスタートストップ機能を組み合わせ、動力性能向上と大幅な燃費低減を実現
Eクラス各モデルの装備をさらに充実
4輪駆動モデルE 300 4MATICを新たに導入
メルセデス・ベンツ日本株式会社(社長:ニコラス・スピークス、本社: 東京都港区)は、メルセデスの中核モデル「Eクラス(セダン/ステーションワゴン)」に、最先端の直噴技術を駆使した新開発V型6気筒/V型8気筒エンジン、最新鋭7速オートマティックトランスミッション、ECOスタートストップ機能(アイドリングストップ)を組み合わせ、動力性能と燃費経済性、環境性能を大幅に高めるとともに、機能・快適装備の充実を図り、本日より全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じ発売いたします。
新開発3.5リッターV6気筒直噴エンジン
E 300 BlueEFFICIENCY アバンギャルド(以下、E 300)、E 300 4MATIC BlueEFFICIENCY アバンギャルド(以下、E 300 4MATIC)およびE 350 BlueEFFICIENCY アバンギャルド(以下、E 350)に搭載される新開発3.5リッターV6直噴エンジンは、最先端の直噴技術「BlueDIRECTテクノロジー」を駆使し、成層燃焼(リーンバーン)と理論空燃比による均質燃焼、成層燃焼と均質燃焼を組み合わせた均質成層燃焼の各燃焼モードを切り替え、すぐれた燃焼効率と出力・トルクの向上を実現しています。さらに最新の高効率7速AT「7G-TRONIC PLUS」や「ECOスタートストップ機能」(アイドリングストップ)とあいまって、高速走行から市街地走行にいたるまで、燃費経済性、環境適合性を大幅に高めました。
・ 新開発ピエゾインジェクター(最大圧力200bar)とスプレーガイド式燃焼システムの第3世代直噴システムによる、1万分の1秒の反応速度で1回の吸気行程に最大5回の燃料噴射を実現
・ 1千分の1秒以内に最大4回のスパークを発生させるMSI(マルチスパーク・イグニッション)システムにより、従来よりも大きなプラズマ拡散を発生、ピエゾインジェクターと併せ燃焼時間を約4%短縮。
・ エンジン負荷に応じて、成層燃焼(リーンバーン)と理論空燃比による均質燃焼、さらに成層燃焼と均質燃焼を組み合わせた均質成層燃焼の各燃焼モードを制御
・ Vバンク角を従来の90度から60度に変更しクランクシャフトに発生する二次振動を低減。バランサーシャフトが不要となり、スムーズかつ優れた静粛性を実現
・ 新開発のチェーンドライブシステムを採用。 2 本の短い 2 次チェーン(各シリンダーバンクに 1 本)を 1 次チェーンと中間スプロケットを使って駆動するもので、 3 本のチェーンそれぞれをチェーンテンショナーにより個別に調整することにより、張力が小さく、チェーンの動きが少なくなったことで、正確なタイミングと騒音の低減を実現するとともに、摩擦もさらに低減
・ クランクケースとシリンダーヘッドをアルミニウム製とするとともに、コンパクトな設計や樹脂パーツの使用によりエンジンを軽量化
・ E 300、E 300 4MATICは最高出力185kW(252PS)/6,500rpm、最大トルク340Nm/3,500~4,500rpm (従来モデル比*:出力+15kW/+21PS、最大トルク+40Nm)*E 300 の場合
・ E 350は最高出力225kW(306PS)/6,500rpm、最大トルク370Nm/3,500~5,250rpm (従来モデル比:出力+25kW/+34PS、最大トルク+20Nm)
・ 最大約48%の燃費向上*、平成22年燃費基準+20%、平成21年排出ガス基準75%低減レベルを達成。*E 350 の場合
これら最新テクノロジーの採用により、E 300、E 300 4MATICおよびE 350は「平成21年排出ガス基準75%低減レベル(☆☆☆☆)」を取得するとともに、「「平成22年燃費基準+20%」を達成し、エコカー減税(重量税、取得税各50~75%減税)およびグリーン税制優遇制度(翌年度自動車税50%減税)の優遇をうけることができます。
新開発4.7リッターV8気筒直噴ツインターボエンジン
E 550に搭載される新開発V型8気筒直噴ツインターボエンジンは、排気量を従来の5.5リッターから4.7リッターにダウンサイズしながら、綿密な燃料噴射を行なうピエゾインジェクターを用いたスプレーガイデッド・ガソリン直噴式燃料噴射システムと1ミリ秒以内に点火スパークを最大4回発生するマルチスパーク・イグニッション、ツインターボチャージャーなど最先端テクノロジーを駆使し、従来モデルに比べ大幅な性能アップと燃費向上を両立しています。最高出力300kW/408PS、最大トルク600Nm(従来モデル比:出力約+15kW/+21PS、最大トルク+70Nm)の圧倒的な高性能を発揮します。また、スムーズな変速と高効率を追求した最新鋭7速オートマティックトランスミッション「7G-TRONIC PLUS」と、市街地での無駄な燃料消費を抑えるECOスタートストップ機能(アイドリングストップ機能)を搭載し、従来モデル比約43%*の燃費向上を図りました。 *10・15モード換算値で算出
Eクラス各モデルの装備を充実
E 250 BlueEFFICIENCY
スクエアのツインクロームエグゾーストエンド、18インチアルミホイールなどのエクステリアのスポーティさを増すとともに、ECOスタートストップ機能(アイドリングストップ機能)、メモリー付パワーシートなどの装備を追加しながらも、価格を据え置き。(エコカー減税対象車)
E 250 BlueEFFICIENCY アバンギャルド(セダンのみ設定)
従来のAMGスポーツパッケージとパノラミックスライディングルーフに加え、ECOスタートストップ機能(アイドリングストップ機能)、キーレスゴー、メモリー付パワーシートなどの装備を追加しながら、価格を据え置き。(エコカー減税対象車)
E 300 BlueEFFICIENCY アバンギャルド
新型3.5L V6直噴エンジン搭載により動力性能と環境性能を高い次元で両立。従来モデルに比べ出力+15kW/+21PS、最大トルク+40Nm。(エコカー減税対象車)
E 300 4MATIC BlueEFFICIENCY アバンギャルド (新ラインアップ)
新型3.5L V6直噴エンジン+ECOスタートストップ機能搭載に加え、走破性に優れたフルタイム4輪駆動システムを備えた新規設定モデル。(エコカー減税対象車)
E 350 BlueTEC アバンギャルド
エコカー減税による100%免税やクリーンエネルギー自動車補助金が適用となる優れた環境性能に加え、ディーゼルならではの力強いトルクによる走りが魅力の輸入車唯一の次世代クリーンディーゼルモデル。新たにキーレスゴー、メモリー付パワーシートなどの装備の充実を図りながら、価格は据え置き。(エコカー減税対象車)
E 350 BlueEFFICIENCY アバンギャルド
新型3.5L V6直噴エンジンとECOスタートストップ機能の搭載により動力性能と環境性能を大幅に改善するとともに、最新の予防安全システム「レーダーセーフティパッケージ」や後席シートヒーターを新たに追加。(エコカー減税対象車)
E 550 BlueEFFICIENCY アバンギャルド
新型4.7L V8直噴ツインターボエンジンとECOスタートストップ機能の搭載、最大約43%の燃費改善を図るとともに従来モデルに比べ大幅な性能アップを実現するとともに、「レーダーセーフティパッケージ」や後席シートヒーターを標準装備。
E 63 AMG
ハイパフォーマンスモデルE 63 AMGには、メルセデスAMG社開発による新型高性能エンジンを搭載し、排気量を従来の6.3リッターから5.5リッターへとダウンサイジングを図りながら、さらなるハイパフォーマンスとECOスタートストップ機能を組み合わせることにより大幅な環境適合性の向上を実現し、標準装備を充実させながらも価格は据え置き。またオプションとして、最高出力が557PS(ノーマル比+33PS)、最大トルクが800Nm(+100Nm)に向上するほか、さまざまな専用装備を採用し、E 63 AMGのドライビングパフォーマンスをさらに高めるパフォーマンスパッケージを設定。
 
なお、一部改良を施したEクラス(セダン/ステーションワゴン)にも、メルセデス・ケア(3年間走行距離無制限の無料修理・無料メンテナンスと24時間ツーリングサポート)が適用されます。また、メルセデス・ケアの一般保証および24時間ツーリングサポートを有償にて最大2年間延長するプログラム「My Mercedes サポート」もご用意しております。