Japan,
2016年
12月
6日
|
00:00
Europe/Amsterdam

「smart fortwo turbo」をラインアップに追加/「smart forfour」を一部改良

サマリー

・限定車で人気の「smart fortwo」をラインアップ化

・「smart fortwo turbo」にはシートヒーターやパノラミックルーフなどを標準装備

・「smart forfour」に新装備・新機能を追加

メルセデス・ベンツ日本株式会社(社長:上野金太郎、本社: 東京都品川区)は、メルセデス生まれのシティ・コンパクト「smart fortwo turbo」を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じ本日より発売いたします。また、「smart forfour」の装備を一部改良し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じ本日より発売いたします。

スマートは、最小限のボディサイズに最大限の利便性、快適性、安全性、環境適合性を凝縮したマイクロコンパクトカーとして1998年にデビューし、全世界累計販売台数200万台以上を記録、日本でも累計販売台数は3万台を超え、多くのファンの方に愛されています。2015年10月に発表したsmartは待望の4人乗り仕様のsmart forfourをラインアップに加えることで、より多くのお客様にお選びいただけるようになりました。

<smart fortwo turbo>

今回、これまで限定車として展開してきたsmart fortwoを、より幅広いお客様のご要望にお応えできるようラインアップ化し、外装色はsmart forfourと同じく全8パターンご用意しました。また、ターボエンジンを採用することで、smart fortwoらしいキビキビとした走りの魅力を最大限に引き出しています。

smart fortwo turboに搭載されるターボエンジンは、排気量0.9リッターの直列3気筒エンジンにターボチャージャーを搭載することで、最高出力66kW(90PS)、最大トルク135N・mを発生します。自然吸気エンジンに比べ最高出力が14kW(19PS)、最大トルクが44N・m向上しており、スポーティさを高めるとともに、余裕ある発進や加速により、高速道路での走行もさらに快適になります。また、低排出ガス車認定(平成17年基準)の4つ星(75%低減レベル)を獲得し、燃費も23.1km/Lの低燃費を実現するなど、高い環境性能も併せ持つターボエンジンとなっております。

ターボモデルに相応しく、コックピットクロック&レブカウンターを備えるとともに、乗員の頭上からたくさんの自然光を取り込むことで解放感と明るい室内空間を作るパノラミックルーフや、寒い日でもシートを温めることで乗員の快適性を向上するシートヒーターなども標準装備し、スポーティな中にも高級感あるインテリアに仕上げています。また、よりラグジュアリーな室内空間をご希望のお客様には本革シートをオプションとしてご用意しています。

<smart forfour>

smart forfourには、コーナリング時などに乗員の姿勢を保持するセンターアームレスト*と、操舵の際に進行方向のフォグランプが点灯することで、夜間走行時の視界を確保するコーナリングライト機能を追加しました。

*:smart forfour passionおよびsmart forfour primeに追加

<燃費経済性>

燃費は、smart fortwo turboが23.1km/L(JC08モード)、smart forfour turboが22.0km/L(JC08モード)とクラストップレベルの低燃費を実現し、いずれのモデルも新エコカー減税の優遇を受けることができます。

<サービスプログラム>

smartには、無償の付帯サービスとして「メルセデス・ケアsmart」が導入されております。一般保証(3年間)と運転中の万一のトラブルの際に現場に駆けつけお客様をサポートする24時間ツーリングサポート(3年間)を無償提供し、お客様の安全・安心なスマートライフをサポートするサービスです。また、有償サービスとして新車登録から3年目までのメンテナンスプログラム「smartメンテナンス」、メルセデス・ケアsmart終了後の保証延長プログラムとして一般保証および24時間ツーリングサポートを2年間延長する「保証プラス」、4、5年目のメンテナンスサービス* において、初回車検時および4年目の点検と定期交換部品の交換をパッケージでご提供する「smartメンテナンス プラス」をご用意しています。さらに3年目以降24時間ツーリングサポートを2年間延長する「ツーリングサポート・プラス」もご用意しています。

* メーカー指定点検整備(法定2年点検/1年点検にメルセデス・ベンツ日本が指定した点検項目を加えた点検整備)を指します。メンテナンスインジケーターが走行距離もしくは経過期間により時期をお知らせします。

また、メルセデス・ベンツ ファイナンスが提供するウェルカムプラン・オープンエンドリースを利用してsmartをご購入いただいた方全員に、バンパー、アルミホイール、ドアミラーの傷やキーの紛失を補償する「ボディプロテクト」をプレゼントするキャンペーンを2016年12月末まで実施します。

*: 補償期間は登録から1年、但し、ファイナンスを継続利用していることが条件です。

*: 補償金額は3万円、免責3,000円となります。

smartには、ウェルカムプラン(5 年タイプ・残価設定型ローン)*とメルセデス・ベンツならではのサービスプログラムを組み合わせた月々定額のファイナンスプログラム「まるごとプラン」をご用意しています。手軽なローンに、初回車検を含むメンテナンス費用が組み込まれ、5 年間安心してスマートライフを楽しむことができます。更に今なら、ウェルカムプランとオープンエンドリースを対象に特別金利0.1%キャンペーンを実施中です。

*: メルセデス・ベンツ・ファイナンス(株)の利用が必要です。価格及びファイナンスプランは予告なく変更することがあります。

smart fortwo turboおよびsmart forfourのメーカー希望小売価格(消費税込み)

モデル

ステア

リング

エンジン

メーカー希望小売価格

( )内は消費税抜き車両本体価格

smart fortwo turbo

0.9L直3

2,260,000

(¥2,092,593)

smart forfour passion

1.0L 直3

2,160,000

(¥2,000,000)

smart forfour prime

1.0L 直3

2,370,000

(¥2,194,445)

smart forfour turbo

0.9L直3

2,570,000

(¥2,379,630)

* 上記のメーカー予定小売価格は、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格です。また「自動車リサイクル法」に基づく、リサイクル料金が別途必要となります。メーカー希望小売価格は参考価格です。価格は販売店が独自に定めておりますので、詳しくは各販売店にお問い合わせ下さい。

 

 smart fortwo / smart forfour 共通の特長

<smart fortwo>

全長は先代と同等の約2.76mです。さらに、きわめて短いオーバーハングと大きく切れるステアリングにより、最小回転半径は現在販売されている乗用車の中でトップクラスの3.3mを実現、狭い駐車場や道幅の狭い道路でも簡単に取り回せ、Uターンも楽に行うことができます。全高も多くの立体駐車場に対応する1,550mm未満(1,545mm)に抑えています。さらに、高いシートポジション、大きなウインドウにより乗員へ広い視界を提供します。

<smart forfour>

4人乗りのsmart forfourの全長は約3.5m*です。さらに、きわめて短いオーバーハングと大きく切れるステアリングにより最小回転半径は4ドアハッチバックトップクラスの4.1mを実現しました。全高も多くの立体駐車場に対応する1,550mm未満(1,545mm)に抑えています。さらに、高いシートポジション、大きなウインドウにより乗員へ広い視界を提供します。

コンパクトなボディサイズにもかかわらず、リアにエンジンを配置し後輪駆動とするRRコンセプトにより、ラゲッジ容量は通常時でも185リッター*を実現しています。さらに、左右50:50の分割可倒式後席バックレストを倒すことにより730リッター*の容量と1,285mm×996mmのフロアが広がります。また、リアドアが直角に近い約85°まで大きく開くため、高い乗降性はもちろんのこと、荷物の積み下ろしやチャイルドシートの取り付けなども容易に行うことができます。 *: VDA方式

<エクステリア>

smartのエクステリアデザインは、先代smartのコンセプトをほぼ引き継いでいます。トリディオンセーフティセルとボディパネルの2色のコントラストがsmartの大きな特色です。全体のシルエットは、先代のワンボックスから、ボンネットの位置を高くした「1.5ボックス」に変更となりました。極めて短い前後オーバーハングと外側に配置したホイールが生む特徴的なプロポーションは、優れた視認性とアジリティにも貢献します。また、リアにエンジンを搭載し後輪駆動とするRRレイアウトと組み合わせることで、コンパクトなボディに驚くほどのスペースユーティリティを実現しています。smartの開発チームは、そのスペースユーティリティを測る指標として、ボディ全長に対する室内長(アクセルペダルからリアエンドまでの水平距離)の比を表す「Body(ボディ) space(スペース) index(インデックス)(BSI)」を考案しました。smartのBSIは、smart fortwoが75%、smart forfourが77%と、いずれもセグメント最高水準となっています。

タイヤは先代同様前後異なるサイズを採用しており、フロントタイヤ幅がリアタイヤより細く外輪の切れ角が大きいことが、最小回転半径を小さくすることに貢献しています。ロードホールディングの限界に達するとABS、ASR、ESP®がただちに介入し、安全性を確保します。

<インテリア>

インテリアには、smartのポップなキャラクターを強調する色と素材を採用しています。例えば、シート*はヘッドレスト一体型のスポーティなタイプを、ダッシュボードとドアパネルにはメッシュファブリック素材を採用しています。「Loop(ループ)」と名付けられたエモーショナルな楕円形の曲線は、ダッシュボードやドアなどを飾るインテリアモチーフとなっています。インストゥルメントクラスターと、Bluetooth/USBインターフェース付AM/FMラジオは、ダッシュボードの手前に浮かんでいるように見えるデザインとなっています。スピーカーやツイーターには、フロントグリル同様のハニカムパターンが踏襲されています。 *: smart forfourはフロントシートのみヘッドレスト一体型

<トランスミッション>

トランスミッションには、6速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)「twinamic(ツイナミック)」を組み合わせています。シフトアップやシフトダウンの際に駆動力が途切れないので、滑らかで快適なドライビングを楽しむことができます。ボタン1つでECOモード/SPORTSモードを切り替えることができます。Dレンジではマニュアル操作も可能です。

<シャーシ>

サスペンションは、フロントにマクファーソン式を、リアに改良したド・ディオン式を採用しています。スプリングストロークは大幅に拡大されて快適性がさらに高まりました。

ステアリングは、機械式ラック&ピニオンステアリングを標準装備。また、可変ギア比と電動パワーアシストによるダイレクトステアリングは、走りの喜びを大きく高めるとともに、ハンドリングと燃費の向上に寄与します。

<セーフティ>

smartには、メルセデス・ベンツの安全思想が凝縮されています。smartの最大の特長であるきわめて堅牢な高強度スチール製の骨格「トリディオンセーフティセル」は、非常に激しい衝突においても大きく変形することがなく、乗員の生存空間を確保します。燃料タンクは安全のためクラッシャブルゾーンから外し、リアアクスルの前方に配置しています。メルセデス・ベンツが掲げる「リアルライフセーフティ」の思想に従い、smartよりサイズや重量が大きい車両との衝突適合性(コンパティビリティ)を重視しているため、SクラスやCクラスとの前面衝突テストにおいても優れた結果が得られています。

アクティブセーフティでは、レーダーセンサーにより先行車との車間距離をモニターし、衝突のおそれが生じた際にディスプレイ表示と音によりドライバーに警告する「衝突警告音機能」を備えています。警告は2段階で行われ、先行車との車間距離が安全な範囲にない場合に、インストゥルメントクラスターの警告ランプを点灯し、さらに車間距離が短くなり衝突の危険性が高まった際には警告音を発生します。80km/h以上で直線か緩やかなカーブを走行中に突然の横風により車両が不安定になった際に安定した直進をサポートする「クロスウインドアシスト」など、最先端の予防安全装備も採用しています。

運転席、助手席にはそれぞれ、「シートベルトテンショナー&ベルトフォースリミッター付3点式シートベルト」を標準装備しています。また、smart forfourのリアシートも左右それぞれ、「シートベルトテンショナー&ベルトフォースリミッター付3点式シートベルト」を採用しています。

エアバッグは、運転席にSRSエアバッグ、SRSニーバッグ、助手席にSRSエアバッグを標準装備しています。運転席と助手席のバックレストに内蔵されているSRSサイドバッグ(ヘッド・ソラックス)は、側面衝突の際、乗員の胸部にかかる負荷を低減するとともに、頭部がサイドウインドウや負傷の原因となりうる物体に直接ぶつかるリスクを軽減します。さらに、ドアパネル内部には、乗員の腰部を保護する目的で変形部材を採用しています。

<装備>

smartはプレミアムコンパクトにふさわしい上質な装備を備えています。ワイパースイッチを間欠ポジションにしておくだけで、フロントウインドウ上部のセンサーが雨滴の量を感知し、ワイパーの作動を自動調整する「レインセンサー」や、設定した速度をアクセルを踏むことなく維持し上限速度も設定できる「クルーズコントロール&可変スピードリミッター」。ボタンを押すだけで設定した温度を自動でキープする「クライメートコントロール(オートエアコン)」は、チリや花粉などを除去して室内の空気を正常に保つ「マイクロフィルター&チャコールフィルター」も装備しています。個性的な表情をつくるU字型のLEDガイド付きヘッドライト、周囲が暗くなると自動で点灯するオートライト機能や解錠時にヘッドライトの点灯で乗員を迎えるウェルカムライト、キューブ型のLEDライトをあしらったテールライトを備えています。

また、ステアリング左右のスイッチでカラーマルチファンクションディスプレイの表示切り替えや、Bluetooth/USBインターフェース付AM/FMラジオの音量調整が可能なマルチファンクションステアリングホイールを採用しています。半円形のインストゥルメントクラスターには、車速や警告表示などの運転に必要な情報が瞬時に読み取れる3.5インチTFTカラーディスプレイを標準装備としました。

ナビゲーションには、ユーザーのスマートフォンがsmartのナビゲーションにもなるiPhone/Android対応の無料アプリ「スマート・クロス コネクト」を用意しています。「スマート・クロス コネクト」では、検索した目的地までのルートを地図と音声で案内するナビゲーション機能や、標準装備のオーディオシステムの操作、ハンズフリー通話も可能です。また、車外ではハンドヘルドモードになり、運行経路、ガソリン消費量、運転履歴などの情報を見ることができるほか、お気に入りの駐車スポットの登録なども可能です。また、純正アクセサリーとして7インチディスプレイを備えた「ポータブルナビ」もご用意しています。

* 利用には、パケット通信が可能なスマートフォン(iPhone/Android)が必要です。また、利用時の通信料などは、別途お客様の負担となります。